こんにゃくを使う時気になるのは、あの独特なにおい・・・。
あのこんにゃくのにおいも含めて、下処理することで味がよく含みやすくなります。
そんな、こんにゃくの下処理の代表といえばアク抜き。
こんにゃくのアク抜きってちょっと面倒ですよね。
こんにゃくのアク抜きしなくてもいいかなぁ・・・と悪魔のささやきが。
この記事では、こんにゃくのアク抜きをしないとどうなるのか?、砂糖を使う方法や、時間、保存方法などについてご紹介します。
こんにゃくのアク抜きはしないとどうなる?
こんにゃくはアク抜きが絶対必要であると教わったと思います。
でも、こんにゃくのアク抜きって面倒なんですよね。
食べてしまえば一緒じゃないか!とも思いますが、こんにゃくのアク抜きをしないとどうなるのか気になるところです。
こんにゃくはアク抜きをしなくても食べることはできます。
ただし、こんにゃくのえぐみやにおいが残ってしまうので、ちょっとおいしくないのですが。
こんにゃくのアク抜きが必要とされる大きな理由は2つ。
こんにゃくを固める凝固剤(水酸化カルシウムまたは貝殻焼成カルシウム)が身体に良くない
こんにゃく芋に含まれる周酸化カルシウムがえぐみを生み、舌がピリピリとする元になる
これらの理由によってこんにゃくのアク抜きが必要とされています。
ちょっと面倒でも、こんにゃくのアク抜きはした方が良さそうですね。
こんにゃくはアク抜き(下茹で)をすることによって食べやすく、美味しくなります。
最近はアク抜き不要のこんにゃくも販売されていますのでチェックをしてみてくださいね。
こんにゃくのアク抜きは砂糖がおすすめ!
こんにゃくのアク抜きの方法はいくつかあります。
こんにゃくのアク抜きをする時には何を使っていますか?
私は塩でこんにゃくをよくもんでからお湯で2~3分茹でています。
また、特に何も入れずにお湯だけで下茹でや電子レンジで加熱や、乾煎りをしている人もいます。
こんにゃくのアク抜きに砂糖も使えて、しかもちょっとだけ手間がかかりません。
こんにゃくに砂糖、ちょっとびっくりな組み合わせですよね。
こんにゃくのアク抜きを塩ですると1回茹でる工程が砂糖だと不要。
砂糖を使ったこんにゃくのアク抜き方法は、
調理に使う大きさにこんにゃくを切り、砂糖と一緒にもみ込みます。
こんにゃくから出た水分はそのまま使ってもいいし、においが気になるなら捨ててもOK。
その後、いつも通りの調理に使ってください。
砂糖でもみ込むことで、味がよく染みるようになります。
なぜ砂糖をつかっただけで味が染み込むようになるのかというと、
砂糖とこんにゃくをもみ合わせると、浸透圧によってこんにゃくの中の水分がぬけることで味を染み込みやすくなるんです。
砂糖が少しついていてもこんにゃくを使う料理(煮物など)は若干の甘みは問題ありませんので、砂糖でアク抜きをすることをおすすめします。
こんにゃくのアク抜きの時間は何分かかる?
こんにゃくのアク抜きに塩や砂糖を使うと、こんにゃくをもんだ後はしばらく置いた方がいいといいます。
でも、忙しいのでこんにゃくのアク抜きで時間かけたくないなぁと思うのが主婦のホンネ?!
こんにゃくのアク抜きの時間は何分くらいかかるのかご紹介します。
こんにゃくのアク抜きを砂糖でする場合は1分ほどもむだけで大丈夫。
ちなみに、他のアク抜き方法にかかる時間は5分~10分程度です。
- 茹でる…3~5分
- 塩でもんでから茹でる…塩でもんだら5分ほど置き、2~3分ほど茹でる
- 乾煎り…1~2分ほど茹でてからフライパンなどで1分間乾煎り
こんにゃくのアク抜きは若干手間がかかりますが、どれも時間をかけずに簡単にアク抜きをすることが可能です。
こんにゃくを美味しく食べるにはアク抜きというひと手間は必要ですね。
ちなみに、こんにゃくは10分以上茹でると固くなって味が染み込みにくくなります。
こんにゃくをアク抜きしたあとに保存する方法。
こんにゃくをアク抜きをしたけれど、余ってしまった。
余ったこんにゃくを保存して次に使うようにしたいのですが、保存方法をきちんとして美味しくいただきたいですよね。
アク抜きをしたこんにゃくは、冷蔵庫に保存してできるだけ早く使い切るようにしましょう。
ちなみに、アク抜き前のこんにゃくの場合は保存容器に入れて水と一緒に冷蔵庫に入れておけば大丈夫です。
できれば、こんにゃくに入っている水(封入水)に入れるのが一番良いんです。
封入水はアルカリ性の水で、殺菌作用があるのでこんにゃくの日持ちが良くなります。
もしこんにゃくが余ってしまうと事前に分かっている場合は、この封入水を残しておくようにしましょう。
こんにゃくは冷凍保存も可能ですので冷凍保存するのも良いでしょう。
こんにゃくは冷凍するとスポンジのような感じの見た目になります。
スポンジ状になったことで味が染み込みやすくなりますよ。
こんにゃくをアク抜きするひと手間で美味しく! -まとめ-
こんにゃくのアク抜きはちょっと面倒ですが、しないとえぐみやにおいが料理に残ります。
せっかく作った料理はおいしく食べたいので、こんにゃくのアク抜きはした方が絶対にいいです。
どうしても、こんにゃくのアク抜きが面倒な場合は、アク抜き不要のこんにゃくを買いましょう!
また、こんにゃくのアク抜きは砂糖を使ってもできるし、下茹でしなくていいので簡単でおすすめです。
そして、アク抜きしたこんにゃくが余った場合はあまり保存がきかないので、早めに食べるようにしてくださいね。
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