料理のアクセントとして人気のある「パクチー（香菜・コリアンダー）」。
特に、タイ料理やベトナム料理といったエスニック料理には欠かせない存在です。
しかし、いざ買おうと思って近所のスーパーを回っても、「売ってない…」「取り扱ってなかった…」とガッカリした経験がある方も多いのではないでしょうか？
この記事では、そんな“パクチー難民”を救うために、パクチーを売ってる場所・買える時期・代用品や保存方法・代用レシピまでを網羅的に紹介します。
自分に合った調達方法を見つけて、毎日の食卓にエスニックな風味を加えてみましょう！
パクチーを売ってる場所
パクチーが食べたくなっても、スーパーに売っていないことって多くないですか？
業務スーパーでのパクチーの取り扱い
業務スーパーでは、冷凍パクチーや乾燥タイプのパクチーが手に入る可能性があります。
特に業務用サイズの冷凍パクチーは、家庭でも長く使えるので人気。
葉だけでなく、根付きの状態で販売されていることもあり、根の部分を使った本格的なタイ料理にも対応できます。
ただし、生のフレッシュパクチーを置いているかどうかは店舗によって異なります。
都市部の大型店舗や外国人居住者の多い地域の店舗では取り扱いがある可能性が高いため、近くの店舗に電話確認するか、SNSでの店舗情報検索もおすすめです。
業務スーパー恐るべし！
エディブルフラワー置いてる😉
それもナスとパクチーの間で。#エディブルフラワー#デコレーション#お菓子作り pic.twitter.com/5jHM7fgGXA
— マカロンさん (@irodori_macaron) August 29, 2020
パクチーは香菜ともいうので、店舗によっては表記が違う可能性があります。
見落としてしまうこともあるので、注意です！
カルディやイオンでの購入方法
カルディコーヒーファームでは、パクチーペースト、パクチードレッシング、さらにはパクチー風味のお菓子まで豊富な関連商品が揃っています。
生のパクチーは扱っていないことがほとんどですが、「料理にパクチー風味を加えたい」というニーズには十分応えてくれます。
また、イオンやイオンスタイルといった大型スーパーでは、時期によっては青果コーナーで生のパクチーが手に入ることもあります。
特に「グリーンアイオーガニック」シリーズなど、こだわり野菜のコーナーを覗いてみるとよいでしょう。
イオンでは冷凍パクチーがあったんですが、終売したとのこと・・・売っている場合は在庫限りとなるので即買いです！
パクチーが足りねぇ…冷凍パクチーがイオンで終売したからどこから買えばええんや……
かと思うと産直所でアホほど売られてることもある。今度見つけたら一袋残して買い占めたろ😇— むいさ (@filnowa06) May 8, 2025
さらに、イオンのネットスーパーではパクチーを取り扱っていることがあり、オンラインでの注文が便利です。
自宅まで届けてもらえるため、重宝している人も少なくありません。
スーパーでのパクチーの扱いと時期
季節による品薄時期の解説
パクチーは基本的に暑さにも寒さにもあまり強くなく、春（4〜6月）と秋（9〜11月）が旬です。
そのため、真夏（7〜8月）や真冬（12〜2月）は出荷量が減り、スーパーでの入手が難しくなります。
さらに、天候の影響も大きく、雨が多い年や猛暑の年には生育が不安定になるため、さらに品薄になります。
国産のパクチーを中心に扱っているスーパーでは、このような時期に取り扱いを一時的にやめてしまうことも。
そんなときは、タイやベトナムなどからの輸入パクチーを取り扱っている店舗や、ネット通販を活用するのがおすすめです。
スーパーと通販の違い
スーパーでは、旬の時期には新鮮で香り高いフレッシュパクチーが手に入ることが魅力ですが、どうしても品揃えにばらつきがあり、「今日はあるかな？」と運頼みになってしまいがちです。
一方、通販では以下のようなメリットがあります。
- 冷凍・乾燥タイプがいつでも購入可能
- 業務用サイズでコスパが良い
- 農家直送のフレッシュパクチーが買えるサイトもある
例えば、楽天市場やAmazonでは、生のパクチー（農家直送・有機栽培）や冷凍パクチー、パクチーペーストなどが豊富に販売されており、レビューを参考に選ぶことができます。
↓なんと！ふるさと納税でもパクチーの返礼品があるとは！
パクチーが売ってない時の対策
パクチーがどこにも売っていない・・・そんな時にできる対策方法をご紹介します。
ドンキで見つけるパクチーの代用
ドン・キホーテはユニークな商品ラインナップで知られていますが、実はパクチー関連の商品も豊富です。
- 冷凍パクチー（店舗によってはあり）
- パクチー風味のインスタント麺やスナック
- パクチー入りドレッシング・調味料
- アジア系ハーブミックス
ドンキではタイ・ベトナムなどの輸入食材も揃っているため、パクチーを使うアジア料理の材料もまとめて購入できます。
フレッシュな生のパクチーは見つからなくても、代用になるアイテムが手に入りやすいのが特徴です。
パクチーが品薄な理由と時期
パクチーは日本ではニッチな野菜に分類されるため、生産者自体がまだ多くありません。
加えて天候の影響を受けやすく、温室栽培をしていない農家では、年中安定供給が難しい作物です。
さらに、急激なエスニックブームやSNSの影響で、家庭料理での需要が増加しており、予想以上の売れ行きにより一時的な在庫切れが発生することも。
スーパーのバイヤーが積極的に仕入れていない場合、店頭から姿を消してしまうこともあります。
パクチーの風味を活かす代用食材
バジルやミントの活用法
パクチー独特の香りが苦手な人には、代わりにバジルやミントがおすすめです。
どちらも香りが強く、料理に爽やかなアクセントを加えてくれます。
- バジル：トムヤムクンやガパオ、グリーンカレーにぴったり
- ミント：生春巻きやタイ風サラダに使うと本格的な味わいに
パクチーの代わりになる野菜
以下の野菜は、風味は違えども料理の見た目と香りを両立しつつ、パクチーの代用として使える食材です。
- 春菊（しゅんぎく）：香りが強く、独特の風味で代用可能
- セロリの葉：パクチーの苦味や清涼感を再現しやすい
- 三つ葉：和風な風味になるが、意外とエスニック料理にも合う
- 小ねぎ・万能ねぎ：色味や香りのアクセントに最適
風味を引き立てる調味料とは
パクチーの代用品を使う際に合わせて使いたいのが、以下のようなアジアンテイストな調味料です。
- ナンプラー：一気にエスニック感が出る魔法の調味料
- レモングラス：爽やかさを加えたい時に最適
- ライム果汁や酢：酸味で味を引き締め、パクチーがない物足りなさをカバー
これらを上手に使えば、パクチーがなくても十分に満足できる味わいを楽しめます。
パクチーの保存方法と使い切り術
フレッシュパクチーの保存法
買ってきたフレッシュなパクチーは、すぐに使わないとしなびてしまいます。長持ちさせるには以下の方法がおすすめです。
＜保存手順＞
根元を少し水で洗い、湿らせたキッチンペーパーで包む
保存袋や密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室へ
1週間ほど鮮度を保てます
冷凍保存したい場合は、刻んでからラップで小分けにし、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。
炒め物やスープにそのまま使えて便利です。
乾燥パクチーの使い方
乾燥パクチーは、スパイスとして瓶入りで販売されており、長期保存が可能です。
フレッシュパクチーに比べると香りはやや弱いものの、炒め物、スープ、ドレッシングなどにひと振りするだけで風味が加わります。
パクチーなしで楽しむ料理レシピ
香り高いパクチー風味の料理
パクチーペーストや香草調味料を使えば、パクチーがなくても風味豊かなエスニック料理が楽しめます。
たとえば：
- 市販のパクチーソースで炒飯や焼きそばに
- パクチー入りドレッシングでサラダにアクセント
- フォーにパクチーペーストを溶かして本格化
代用食材で作るアジアン料理
パクチーがなくても、代用野菜と調味料を組み合わせれば、十分本格的なアジア料理が完成します。
例：
- 春菊＋ナンプラー＋ライム＝タイ風焼きそば
- セロリの葉＋レモングラス＝アジアン風スープ
- 小ねぎ＋ミント＝ベトナム風生春巻き
まとめ
「パクチーが売ってない！」と困った時でも、選択肢は意外と豊富です。
業務スーパーやカルディ、イオン、ドンキ、通販などを活用すれば、季節や地域に関係なくパクチーや代用品が見つかります。
また、冷凍・乾燥・ペーストなどの保存性の高い商品をうまく取り入れれば、いつでもエスニック料理が楽しめる環境を整えることができます。
あなたにとってベストな方法で、ぜひパクチーライフを充実させてみてください。
コメント