七五三は、子供の成長を祝い、健やかに育つように祈願する日で、一般的には毎年11月15日を目安に神社などにお参りをします。
七五三では、神社やお寺でのご祈祷・お参りや記念撮影、食事会をするのが一般的で、様々な準備が必要ですよね。
当日になって慌てることがないように、早めの準備をしておくと安心です。
この記事では、七五三の事前に準備することや、七五三の準備はいつから始めるのがいいのかをご紹介します。
七五三で準備すること6つ!
七五三の準備は早めに進めておいた方が安心ですが準備することはたくさんありますよ!
まずどんなことを決めておけばいいのでしょうか?
七五三のお参りする日を決める
正式な七五三の日は、11月15日ですが、一般的には、七五三は11月15日から前後2週間の10月下旬から11月下旬頃の土日祝にお参りします。
でも、この時期は七五三参りのピークで、混雑する可能性が高いですので、混雑を避けたい方は、時期外れの9月や12月でも問題ありません。
祖父母も一緒にお参りを検討している場合は、皆さんのスケジュールを調整しないといけませんので、早めにお参りする日を決めましょう。
◆七五三のお参りは時期外れでも問題ない!・・・こちらの記事もご覧ください!

七五三の記念撮影は前撮り・後撮りのどちらにするかを決める
記念撮影をお参り当日にするか、別の日に撮るかで、当日のスケジュールが大きく変わります。
当日に撮影するメリットは、一度に済ませられる点と、祖父母も一緒にお参りする場合は、みんなで撮影できる点です。
ただし、一日のスケジュールがハードになる為、小さなお子さんがいるご家庭では、お子さんが疲れてしまいます。
疲れてしまって、笑顔の曇った顔になり、せっかくの記念写真が台無し・・という事も。
一方、お参りと記念撮影を別の日にすると、一日のスケジュールに余裕が生まれます。
更に、撮影をシーズンオフにすると予約がとりやすく、撮影当日の待ち時間も短くなります。
前撮り・後撮りはそれぞれ時期によりメリットがあるので、都合の良い日を検討してみてくださいね。
七五三の衣装は洋装・和装どちらにするかを決める
七五三といえば、神社やお寺へお参りするので、正装といえば着物になりますが、正装を意識したスーツやワンピースでも問題ありません。
記念撮影を前撮り・後撮りする場合は、お参りは動きやすくお子さんに負担の少ない洋装、撮影は和装といった選び方ができます。
どんな衣装にするのか決まったら、レンタルする場合は早めに予約を入れるようにしましょう。
新作や人気の着物を希望する場合は、春頃から予約を入れておくと安心です。
七五三のお参りはどこの神社・お寺でするかを決める
七五三は、子供の成長を氏神様に報告する、という行事ですので、お参りする場所は神社が一般的です。
ただし、最近ではお寺でも、七五三のお参りを受け付けているところが多くあるので、お寺でも問題ありません。
家から近い場所、お宮参りと同じ神社、有名な神社、などいろんな選択肢があります。
特に、お子さんの衣装が着物の場合は慣れない草履になるので、比較的近い場所にお参りすることをおすすめします。
そして、車でのアクセスの場合、駐車場の規模を調べておきましょう。
神社により、予約が必要だったり、当日先着順という場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
七五三の食事会の予約
七五三には、祖父母を招待してお祝いの食事会をするご家庭も少なくありません。
お祝い事があると、お赤飯や御頭付きの鯛を用意して、自宅でお祝い膳を食べる習慣がありますが、近年はレストランやホテルで食事会をするご家庭が増えてきています。
食事会のお店を選ぶ時に気を付けたいのは、主役のお子さんが楽しく過ごせるか、神社からお店へ移動するのに無理がないなど、皆さんの負担が少なくなるように配慮しましょう。
七五三ご祈祷の予約
七五三のお参りは、神社などに参拝してお参りのみをする場合とご祈祷を受ける場合の2つにわかれます。
お参りのみであれば、都合の良い日時に参拝すればいいですが、ご祈祷を希望する場合は予約が必要な場合があります。
七五三シーズンであれば予約不要の神社もありますが、時期外れのご祈祷の場合は予約しておいた方が安心です。
いずれにしても、事前に電話やHPなどで確認しておきましょう。
また、神社でご祈祷を受ける場合は、神社への謝礼として「初穂料」を用意しないといけません。
金額は神社によって異なり、金額が決まっていない神社もありますが、一般的な相場は5千円~1万円になります。
金額を事前に教えてくれるところもありますので、ご祈祷の予約を入れる際に合わせて確認しておくといいでしょう。
七五三の準備は早いと3月頃から始まる!
七五三の準備については主に、
- 神社やお寺でのご祈祷
- 記念撮影
- 衣装
- 食事会
の予約を事前に進めておく必要があります。
衣装や記念撮影の予約は、一般的に2~3ヶ月前くらいに済ませておく人が多いようです。
ここでは、記念撮影と衣装の予約について時期別のメリットをご紹介します。
3月~5月は余裕を持って記念撮影するのにオススメ!
3月頃から、七五三の前撮りや衣装レンタルを開始するスタジオが多く、春は余裕を持って計画を立てたい人におすすめの撮影時期なんです。
また、七五三の衣装の新作が発表される時期でもあり、衣装レンタルする場合に、お気に入りの衣装を予約しやすいんです。
七五三シーズン間近になると、人気の柄やデザインが借りられない場合があるので、早めの予約が安心ですね。
6月~8月は夏休みを利用して記念撮影できる!
夏に七五三の前撮りをするメリットは、夏休みを利用できるところです。
家族揃って記念撮影をしようとすると、みんなの都合を合わせないといけませんよね。
夏休みを利用する方が、都合を合わせやすく、平日の撮影を検討できます。
9月~11月は七五三シーズン本番!
秋に入ると、七五三のお参りシーズンの到来です。
参拝と一緒に、または参拝日に近い日に記念撮影を予定するご家庭が多く、お参り・記念撮影共に混み合う時期でもあります。
そして、本来の七五三の日の11月15日前後の時期は、スタジオの予約がとりにくくなります。
一日でお参り・記念撮影を済ませようとすると、特に準備が大変な小さなお子さんには、負担が大きくなります。
ですので、記念撮影は前撮りしておくのがおすすめです。
12月~2月は七五三の後撮りの季節
冬は七五三のシーズンオフの時期です。
10月、11月はお参り・記念撮影共に混雑しますので、時期をずらしてお参りしても問題ありません。
記念撮影のスタジオ予約が取りやすく、ゆっくり落ち着いて撮影できるのがメリットですね。
冬ならではの季節感を演出して撮影すれば、年賀状などの写真に使えますよ。
七五三の準備は早めにしておくと安心!ーまとめー
七五三祝いの準備は、早くて半年前、遅くても2~3か月前に準備を始めている方がほとんどです。
大まかに、七五三で準備することは、神社などでのご祈祷の予約、衣装の用意、記念撮影、食事会の予約。
特に前撮りや和装で参拝を検討している場合は、早めに準備に取り掛かりましょう。
半年前から意識して予約だけでも済ませておけば、その後のスケジュール調整に融通が利きますし、衣装の選択肢も幅広くなります。
そして、よほどの事がない限り、予約がとれないなんてこともないでしょう。
おすすめは、半年前に仮で予定を立てて予約をいれておいて、3~2か月前ごろに変更がある場合には連絡する形をとるといいでしょう。
記念撮影に関しては、早めの申し込みで割引になるスタジオが多く、費用も抑えられてお得なんですよ。
ギリギリになって準備しようとしたら、希望の日に予約がとれない・・・なんてことがないようにとにかく早めに準備しておくと安心ですよね。
ご家族でスケジュールの打ち合わせをして、満足のいく七五三をお迎えくださいね。
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