子供が6年間使ったランドセル、愛着もあるし、安いものでもないけど、でももう使うことはない・・・
と、処分に困りませんか?
捨てるのももったいないので、誰かが使ってくれるとありがたいけど、ランドセルは処分するしかないかなぁ?
なんて考えます。
ランドセルの処分方法はゴミ出しもできますが、最近ではランドセルを再利用したり寄付する人が増えているようです。
この記事では、ランドセルの処分方法やゴミ出しの方法、再利用や寄付の方法についてご紹介します。
ランドセルの処分方法はゴミ出しも可能!
ランドセルが寄付やリメイクできないほどに損傷している場合は、捨ててしまうしかありませんよね。
ランドセルの処分方法はゴミ出しすることが可能ですが、住んでいる自治体によって扱いが変わってきますので、確認の上処分するようにしてください。
そして疑問に思うのは、ランドセルって可燃ごみか不燃ごみのどっちなの?ってことですが、金属部分以外は可燃ごみに当たります。
ですが、人工皮革の場合は有害物質の発生などの恐れがありますので注意してください。
また、自治体によっては、粗大ごみの扱いになったり、金属部分が外れない場合は不燃ごみになったり扱いは様々なので、
必ず事前に確認してから処分してくださいね。
ランドセルの再利用はリメイクがおすすめ!
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子供の愛着があるランドセルを手放すのが惜しく感じてきたら、ランドセルの再利用やリメイクの方向性も考えてみましょう。
ランドセルは上質な革を使用していますので、いろいろなものにリメイクが可能ですよ。
例えば、財布や名刺入れ、キーホルダーやスマホケース、ミニランドセルなどに変身するんです!
また、ランドセルは大きいので、ひとつだけではなく複数のアイテムにリメイクが可能。
キーホルダーを作って、ランドセルを使っていた子供にプレゼントするのもステキですよねー。
「ランドセル リメイク」で検索すれば、リメイクしてくれる工房が探せますので、どんなものにリメイクできるか聞いてみてくださいね。
ちなみに、ランドセルブランドでリメイクを行っている会社もあります。
他えば、モギカバンは、ランドセル時計を作成可能。
フィットちゃんでは、1/4サイズのミニランドセルを、黒川鞄ではミニランドセルとペンケースをリメイクしてくれますよ。
ランドセルを寄付する方法は国内・海外へいろいろある!
ランドセルを寄付する方法としては、日本国内もしくは海外へ寄付することが可能です。
最近では、ランドセルの寄付を募る団体が増えていて、集まったランドセルは、
- 被災地の子供たち
- 児童施設の子供たち
- 資源に恵まれない世界中の子供たち
の元へと届けられます。
日本のランドセルは、とても丈夫に出来ていて、使用済みのものでも使いたいという子供達が世界中に大勢いるそうです。
それでは、ランドセルの寄付ができる団体をいくつかご紹介します。
ジョイセフ
ジョイセフとは、公益財団法人で女性のいのちと健康を守る為に活動している日本生まれの国際協力NGOです。
ランドセルの寄付を通年受け付けていて、秋までに集まったランドセルは11月末に検品をして、12月の船でアフガニスタンの子供達に届けられます。
ランドセルをアフガニスタンまで輸送する経費として、ランドセル1個につき1,800円の寄付と、ランドセルをジョイセフにまで送る送料が必要です。
また、1,800円分の書き損じはがきを送付することで海外輸送経費の1,800円に充てることが可能です。
クラレ
クラレは、ランドセルの素材のクラリーノを生産している会社です。
2004年から、「ランドセルは海を越えて」という活動を行っており、寄付したランドセルはクラレ負担でアフガニスタンの子供達に贈られます。
2019年の募集は終了したので、2020年の募集をチェックしておきましょう!
ちなみに、2019年は1月14日~3月22日までの受付で、予定募集総数に達すると受付終了となるので、早めの申し込みがおすすめです。
海外輸送経費はクラレが負担してくれるので、クラレまでの送料のみ負担がうれしいですね。
ワールドギフト
ワールドギフトは発展途上国だけでなく、日本国内の児童施設や障害児施設、被災地などへ支援を行っている活動団体です。
ランドセル以外に、古着や電化製品、おもちゃやベビー用品なども受付しています。
手続き方法は、ランドセルを段ボール箱に梱包してから、ワールドギフトの集荷専用メールフォームにて申し込みをします。
そして、ワールドギフトから依頼確定メールがきたら、入金して集荷してもらえば完了です。
いくらぐらいかかるかは、荷物の大きさによるのでワールドギフトまでお問合せください。
セカンドライフ
セカンドライフは、寄付された使用済みのランドセルをリユースして、第二の人生に役立てる活動を行っています。
ランドセルの寄付をすると、集まった段ボールの数に応じて発展途上国へワクチンの募金を送っています。
ランドセルの寄付に必要な料金は、梱包した箱の大きさにより1,980円~2,480円がかかります。
ランドセルを梱包して、セカンドライフに申し込みをし、専用伝票が届いたら集荷してもらって完了!
寄付したランドセルはリユースされて、ワクチン募金もできるので、お役に立てた感じがしますね。
ランドセルの寄付は迷惑かも?必要としているところに寄付しよう!
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ランドセルの寄付を募っている団体を4ヶ所ご紹介しましたが、まだ他にも団体はあります。
ランドセルの寄付を考えた時に、日本国内の人に受け取ってもらいたいので、募集を募っている団体ではなく、
施設に直接寄付したいと考える人もいるかもしれません。
2010年に「伊達直人」と名乗る人から、児童相談所へランドセル10個が送られたことをきっかけに、
あちこちで全国各地の児童養護施設へ寄付する事例が起こり、「タイガーマスク運動」と呼ばれるようになりました。
このような運動が発端となり、受け取った施設の職員からはランドセルぐらいは新品を買ってあげたいので、
寄付はいらない!という意見が出たりしました。
募集を募る団体を通さず、ご自身で直接どこかの施設に寄付したい場合は、相手先の方が本当にランドセルを必要としているかを確認するべきですね。
ランドセルを寄付することが迷惑にならないように、本当にランドセルを必要としている人の元に届いていると願いたいですね。
そういった意味では、ランドセルの寄付を募集している団体を通して寄付する方が、しかるべきところに届けてくれるので安心します。
ランドセルの処分方法はいろいろ、まずは有効活用を! -まとめ-
子供が愛用してきたランドセル、捨てるとなると急に惜しくなってきたりしますよね。
だからといって、家に保管しておくのも場所を取るので、どうするのがいいか考えてしまいます・・・。
ランドセルの処分方法としては、
- 団体へ寄付
- 再利用やリメイク
- 思い切って捨てる
があります。
ランドセルを寄付する時は、ランドセル寄付を募集している団体を通すと、本当にランドセルを必要としている人たちに届けられるので安心です。
寄付する時の注意点は、損傷の激しいものは送らない、行先によっては宗教上の理由で豚革のランドセルはNGなので避ける、です。
受け取る側の人の事も考えて寄付してほしいものですね。
ランドセルのリメイクはおすすめで、上質な皮革を使っているので、財布やキーケース、スマホケースなどに変身させることができます。
リメイクしたものは、子供へプレゼントすると喜ばれるのではないでしょうか。
ランドセルの破損が酷かったりすると、捨ててしまうしか方法がないですが、
お子さんの思い出が詰まったランドセル、できるだけ有効活用を考えてみてくださいね!
◆ランドセルの収納失敗談4例!ラックの収納がおすすめ!・・・こちらの記事もご覧ください!
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