お守りの返納は買った神社に返納するのが一般的。
ですが、旅行先で買ったお守りなど買った神社が遠くて行けない場合もありますよね。
そんなときは、近所の違う神社にお守りを返納させていただきましょう。
この記事では、お守りの返納を違う神社でしても大丈夫なのか、返納するときの時期や金額、お寺で返納する場合についてご紹介します。
お守りを返納するのは違う神社でもいいの?
旅行先で買ったお守りや、人からいただいたお守りを返納したいけど神社が遠くてなかなか行けないことがありますよね。
「家の近所の神社に返納できないかな?」
と思う方も多いと思います。
実は、お守りの返納は違う神社でもいいんです。
多くの神社には『札納所』という場所やお守りを入れる箱があるので、そこに返納すればきちんとお焚き上げしてくれます。
一部の神社では『札納所』が年末年始だけに設置される場合も。
そういった神社には初詣に行くときにお守りを返納するといいでしょう。
ただ、どんな種類のお守りも返納していいかというとそうではありません。
お寺のお守りを神社に返納するのはよくありません。
神社は『神様』、お寺は『仏様』と祀られているものが違うからです。
なので、お寺のお守りを神社に返納する、また、その逆もしないように気をつけましょう。
お守りにはその神社やお寺の名前が書いてあります。
お守りを返納する前に神社かお寺のどちらでのお守りかを確認するようにしてくださいね。
お守りを返納する時にかかる金額は?
お守りの返納はお金を納めなくても無料でできます。
でも、肌身離さず持っていたお守りなので感謝の気持ちとしていくらか納めたいと思う方もいるでしょう。
そんな場合は、『札納所』の近くに賽銭箱も置かれているので、いくらか入れると気持ちよく返納できますよ。
そして、お守りを返納するときにいくらぐらいの金額を添えたらいいんだろうかと悩みますが、金額はお気持ちでよいとされています。
一般的にはお守りと同等の金額を入れる方が多いようですので1000円前後となります。
◆お守りの返納は郵送でも大丈夫です・・・こちらの記事も参考にどうぞ。

お守りを返納する時期は決まっている?
お守りの返納の時期の目安としては買ってから1年後になります。
なぜかというと『健康祈願』『交通安全』『厄除け祈願』『家内安全』などのお守りは、1年経ったら効果がなくなるといわれているからです。
また、『合格祈願』や『安産祈願』などのお守りは1年待たなくても、願いがかなったら返納します。
『合格祈願』なら合格を報告するお礼参りのときに、
『安産祈願』なら子供のお宮参りのときなどがいいタイミングですね。
そして、必ず1年後や願いがかなったらお守りを返納しなければならないのか?というとそうではありません。
お守りは自分のタイミングで返納して問題ありません。
ちなみに、お正月に『どんどん焼き』や『左義長』と呼ばれる火祭り行事が行われます。
これは、正月飾りや書初めを持ち寄ってお焚き上げするのですが、そこでお守りもお焚き上げしてもらえます。
お正月に町内会や神社で行われるのでお守りももって行くといいですね。
お守りを返納する方法はお寺でも同じ?
お守りは神社だけでなくお寺でも販売されていますよね。
お寺のお守りも基本的には買ったお寺に返納するのがベストです。
でも事情があって行けない場合は神社と同じように違うお寺でも返納できます。
お守りを返納するのに注意しておきたいのはお寺には宗派があります。
宗派が異なる場合、まれに受け取ってもらえないことがあるようですので、同じ宗派のお寺に返納するように気をつけましょう。
事前に問い合わせをして確認するのが間違いないですね。
お守りに感謝してきちんと返納しよう-まとめ-
お守りは買ったところに返納するのが基本ですが、事情がある場合は違う神社に返納できます。
自分が行ける時期をみてお守りを返納しに行くといいですね。
また、お守りに守っていただいた感謝の気持ちを込めてお賽銭すると気持ちよく返納できますよ。
お守りを大切にして、返納するときは感謝の気持ちを忘れずにいたいですね。
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