こんにゃくと言えばヘルシーな食材なので献立によく登場しますよね。
こんにゃくは煮物や炒め物などいろいろ活用できます。
私は、こんにゃくを使った煮物が簡単でよく作りますが日持ちがしないな気がしています。
たくさん作って食べ切れないときは冷蔵庫で保存したいし、こんにゃくの煮物の日持ちはどれくらいか気になります。
この記事では、こんにゃくの日持ちや切り方について、下処理が必要なのかどうかや、冷凍保存ついてご紹介します。
こんにゃくの煮物の日持ちはどれくらい?
私は、こんにゃくの入った煮物を頻繁に作ります。
こんにゃくと、油麩、じゃがいもと人参。
シンプルな煮物なのですが、おいしいのでおすすめですよ。
こんにゃくの煮物をたくさん作ってしまった時は、食べ切れないので冷蔵庫で保存したいですよね。
でも、次の日もこんにゃくの煮物だと飽きられてしまうかもしれないので、日持ちがどれくらいか把握しておけば献立の組み方も考えることができます。
煮物ってみな同じ日持ちなのだと思っていましたが、実は味付けの濃さによって日持ちが変わります。
こんにゃくの煮物の日持ちは以下の通りです。
出汁だけで煮たような薄い味付けの場合 → 2~3日ほどの日持ち
しっかり濃いめの味付け → 1週間
常温での日持ちとなりますので、冷蔵庫で保管をすればプラス2日ほどは持つでしょうね。
もし、こんにゃく以外の食材も入った煮物で傷みやすい食材を使用していれば、日持ちはさらに短くなります。
こんにゃくの煮物は思っていた以上に日持ちがするんですね。
こんにゃくの煮物は常備菜としても重宝しますので心強いメニューです。
こんにゃくの煮物に味がしみる切り方3選!
こんにゃくの煮物で気になるのが、味が上手くしみてくれないということですよね。
外側がしっかり味が付いたような色合いなのに、こんにゃくの煮物を食べてみると、味が染みていないのでがっかり…なんてことが私は多いです。
そこで、ポイントなのがこんにゃくの切り方です。
こんにゃくは切り方によって味のしみこみ方が大きく違います。
こんにゃくの切り方としてポピュラーなのが「ちぎり」「手綱」「隠し包丁」の3つです。
短時間でこんにゃくの煮物の味がしみるようにしたいのであれば、「ちぎり」が一番。
手でちぎることによって、断面積を大きくさせ、味がしみこみやすくなります。
板こんにゃくなどの場合は手でちぎったり、スプーンですくい取るようにちぎり取ってみると良いでしょう。
「手綱」とはこんにゃくがくるくると綱のような形になっているものです。
市販の煮物などに入っていたりして、ちょっと上品な見た目になります。
こんにゃくの手綱の作り方は
- 板こんにゃくを1㎝ほどの厚さに切る
- 長さ半分ほどに切り目を入れる
- こんにゃくの切り目が内包を切り目のなかに通すようにする
と、くるんとした綱のような形になります。
包丁が入っていることと、断面が外側にくるので、味が染み込みやすいです。
「隠し包丁」とは、板こんにゃくなどの表面に軽く包丁で切れ目を入れることです。
隠し包丁を入れることで味がしっかり染み込みます。
手間などを考えるとちぎって煮物を作るのが一番簡単ですね。
こんにゃくの煮物の下処理は必要?
こんにゃくはアクが出るから煮物などに使う前には下処理が必要だといわれてきました。
こんにゃくの下処理といえば下ゆでの事で、煮物などに使う前に一度茹でておくことです。
最近は下処理不要でそのまま料理に使うことができるこんにゃくも増えていますので、下処理をしないという人もいますね。
本来のこんにゃくは袋を開けるとこんにゃく独特の匂い(臭み)があります。
こんにゃくの臭みを消すために下ゆでが必要で、更にこんにゃくの凝固剤(水酸化カルシウム)を取り除くためにも下茹でした方がいいんです。
こんにゃくの下処理は、下ゆで一本だと思っていたのですが、ゆでること以外にも塩もみするのもおすすめです。
塩もみして、5分ほどそのままにしてから茹でると水酸化カルシウムもきちんと抜けます。
また、アク抜きでが面倒だと思う人もいますよね。
そんな時にはこんにゃくは電子レンジでアク抜きが可能です。
こんにゃくを料理に合わせた大きさに切る
耐熱皿にこんにゃくとこんにゃくがかぶるくらいの水を入れる(軽くラップする)
レンジで約2分
これで完了です。
とっても簡単にアク抜きができます。
こんにゃくの煮物は冷凍保存してもいいの?
こんにゃくをおいしく食べるための下処理も覚えて、これからはおいしいこんにゃくの煮物をつくれそう!
こんにゃくの煮物は比較的日持ちがするし、常備菜としてもつかえる!
そして、こんにゃくの煮物を冷凍保存できるといいんだけどなぁ
こんにゃくの煮物も冷凍保存が可能です。
密閉容器などに汁ごと入れて、空気をしっかり抜いた状態で冷凍すれば2週間ほど日持ちします。
ただし、空気が入ると急激に劣化してしまうので、空気を必ず抜いて冷凍をしましょう。
そしてこんにゃくの煮物を解凍して食べる場合には、自然解凍の方が美味しくいただけます。
こんにゃくの煮物をレンジで解凍しても問題はありませんが、加熱し過ぎると具材の水分が抜けてしまいます。
そうすると、こんにゃくの触感が変わってしまうことがあるので注意しましょう。
こんにゃくの煮物は日持ちするので常備菜に! -まとめ-
こんにゃくはヘルシーな食材だし、煮物や炒め物は常備菜にもおすすめ。
こんにゃくの煮物は日持ちがしますので、たくさん作っておくと、忙しい日のおかずになってくれてとても便利ですよね。
こんにゃくの煮物はアク抜きなどの下処理と切り方で味がぐっと変わっておいしくなるので、ちょっと面倒でもやっておくといいですよ。
おでんのこんにゃくなんて、切り方ひとつで味の染み込みが全然違いますよねー。
是非一度お試しください。
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