お彼岸といえば、春分の日と秋分の日のそれぞれ前後3日間を含む7日間。
お彼岸ですることといえば、仏壇を掃除して仏具を整え、果物やお菓子をお供えします。
結婚して、お彼岸に義実家へ帰る時お供えをしようと考えているけどお金でいいのかどれともお菓子がいいのか・・慣れないうちは考えてしまいますよね。
この記事では、お彼岸にお供えするお金の相場や、のし袋の表書きについて、お供えの定番の落雁はどうしているか、お供えのおすすめをご紹介します。
お彼岸のお供えするお金の相場は?
お彼岸のお供えとしてお金を用意した方がいいのか、悩みますよね。
そもそも、お彼岸のお供えですが自分の家や親族のお墓参りに参列する場合は必要ありません。
ただし、お墓参りに参列できない場合や自分の家や親族の家以外のお墓参りに参列する場合、お彼岸のお供えが必要です。
また、初彼岸の法要に参列する場合の香典やお供えものは必要です。
お彼岸のお供えとしてお金を用意する場合の相場は「3,000円~5,000円」です。
お彼岸のお供えはお金でも品物でもどちらでも構いません。
もしお彼岸のお供えに品物を用意する場合もお金と同じ「3,000円~5,000円」です。
◆お彼岸にやってはいけないことは本当にやってはいけない?・・・こちらの記事もご覧ください!

お彼岸のお供えののし袋の表書きの書き方!
お彼岸のお供えののし袋を自分で書かないといけない場合表書きの書き方に悩みますよねー。
お彼岸のお供えに使うのし袋は、白黒か双銀の結びきりの不祝儀袋を使います。
地域によっては黄白の結びきりの不祝儀袋を使います。
そして、不祝儀袋の表書きは
御仏前
御霊前
御供物料
と書きます。
四十九日法要が終わった後であれば「御仏前」と書きますが、四十九日法要前の場合は「御霊前」と書くようにしましょう。
また、お供え物の代わりにお金を包む場合は「御供物料」を使うことが多いです。
ちなみに、不祝儀袋にお金を入れるときのポイントは、
お札の向きを揃える
新札は使わない
お札の肖像画の面を表にする(地域によってはウラの場合も)
ということも注意してくださいね。
地域によってお彼岸のお供えのお金の包み方が違ってきます。不安な場合は義実家に近しい
人に聞いてみるのもいいですよ。
お彼岸のお供えの落雁はどうしてる?
お彼岸のお供えの定番といえば落雁が思い浮かびます。
落雁の見た目は色鮮やかで華やかなイメージですが、食べるとなると甘くてパサパサしてて苦手な人もいるのではないでしょうか。
お彼岸のお供えの落雁を食べないからといって捨てるのももったいないですし(高価なお菓子なんです)
上手に活用する方法があるのでご紹介します。
落雁は米や麦などの穀物の粉に水あめや砂糖、水を加えたものを木型に入れて乾燥させて作られます。
ですので、お彼岸のお供えの定番の落雁は砂糖として利用すると無駄なく活用できるんです。
落雁をおろし金ですりおろしたりミキサーで砕くなどして瓶なとの容器に入れて保存すると使いやすいのです。
そして、落雁にはでんぷんが含まれているので、片栗粉のようにとろみつけに使えます。
しかも甘味も加わりますので味付けが少し楽になりますね!
あとは、
- コーヒー・紅茶・甘酒などの飲み物に入れる
- プレーンヨーグルトに入れる
- ホットケーキミックスなどに混ぜると砂糖として利用できる(とろみはつかない)
といった使いかたができ、クックパッドにも落雁を使ったレシピがありますのでチェックしてみては?
ちなみに、私は落雁を手作りしたことがありますが、とても美味しかったのでバクバク完食してしまいましたー。
お彼岸の手土産としてのお供え物のオススメは?
お彼岸の手土産としてのお供え物はご紹介した落雁とおはぎ・ぼたもちがおすすめですね。
落雁は日持ちしますが、おはぎは日持ちしないので当日中に食べてしまった方がいいですよね。
おはぎは魔除けの意味がある小豆を使ったお菓子なのでお彼岸にお供えする意味があるんですが、小分けもできないので少量用意すればよさそうです。
◆おはぎはダイエットに使える?日持ちはどれくらい?・・・こちらの記事もご覧ください!

お彼岸のお供え物のポイントは日持ちがして小分けができるか、にあります。
ですので、羊羹やゼリーはよく見かけますね。
ちょっと荷物は重くなりますが、定番であり無難でもあります。
他に、お彼岸のお供えとしておすすめのものは、
- 故人が好きだったもの(食べ物・お酒)
- 果物
- お花(白色や淡い色)
- 線香やろうそく
などがあります。
お彼岸のお供えは日持ちのするものがおすすめ! -まとめ-
お彼岸にはお墓参り、が定番ですがお供えを用意するべきかどうか相場はいくらぐらいか、慣れないと悩みがちです。
自分の家や親族の家のお墓参りに参列する場合は、お彼岸のお供えを用意しなくても問題ありません。
でも、初彼岸の場合はお供えを用意しておいた方がいいでしょう。
お彼岸のお供えとしてお金や品物を用意する場合は3,000円~5,000円程度となっています。
また、お彼岸のお供えに使うのし袋やかけ紙については地域によって習慣が違う場合があるので注意が必要です。
そして、お彼岸のお供えのおすすめは日持ちがして小分けができるもの、という点で羊羹やゼリーなどがよく見られます。
ちなみに、お彼岸のお供えとして果物やお花、線香・ろうそくを用意するのもアリです。
気持ちよく義実家でお彼岸を過ごすためにも小さくてもお供えを用意した方がいいかもしれませんね。
事前にしっかりと準備をして備えましょう!
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