年々パンの消費量が増えている中、ここ数年は高級食パンがブームになっています。
高級食パンのお店で買った食パンは大抵1本が2斤分と大きく、添加物など入っていないものもあるので日持ちがしないので困ったことはありませんか?
大家族であれば1、2日で食べ切れますが、一人暮らしや二人暮らしではなかなか食べ切れないですよね。
そして、食パンは冷凍すれば保存がきくといいますが、いつまで持つのでしょうか。
また、食パンを買ってきた袋ごと冷凍庫に入れてもいける?
この記事では、食パンの冷凍保存はいつまで持つか、袋ごと冷凍してもOKか、正しい冷凍の仕方をご紹介します。
食パンの冷凍保存はいつまで持つ?
食パンを常温に放置しておくと数日でカビが生えていたことがありませんか?
というのも、食パンは水分が多く、乾燥しやすかったり、カビが生えやすいので常温保存だと2~3日しか日持ちしません。
また、カビ防止の為に冷蔵庫で食パンを保存している方も多いのではないでしょうか?
冷蔵庫での保存は常温保存に比べて、温度が低いのでパンに含まれるデンプンの老化が早く進んでしまいます。
また、水分の蒸発も早くなるので乾燥したり硬くなってパンの劣化が早まってしまうんです。
だから、冷蔵庫での保存は食パンの味が落ちやすいんですね。
私も、食パンを買ってきて2~3日は常温保存、次に冷蔵庫に入れて保存、それでも食べ切れない場合は冷凍保存にしていました。
そして、日にちが経つにつれて、食パンが美味しくないなぁと思ったこともありました。
食パンは冷凍保存するのが一番美味しさを保つことができるんです。
食パンを冷凍保存するといつまで持つかというと、1ヶ月です。
冷凍庫を激しく開け閉めすることがなければ、1ヶ月は美味しく食べることができます。
もし、冷凍庫の開け閉めが激しくて冷凍庫内の温度変化が大きかったり、1回分を使い切らず残した場合は2週間程度で食べてしまうほうがいいですね。
食パンを冷凍するのに袋ごと入れてもいいの?
食パンは冷凍保存すると美味しさをキープできるということはわかりましたが、小分けしたりするのが面倒!と思いませんか?
食パンを買ってきてすぐに袋ごと冷凍庫に入れれば楽だし、いいんじゃない?
と思ったり・・・。
食パンを冷蔵庫で保存すると乾燥が進む、というお話をしましたが、冷凍庫の中でも同じようなことが起こります。
食パンの冷凍を袋ごとそのまますると、袋の中に空気が入ったままで乾燥の原因となるんです。
食パンを買った時の状態がベストな状態ですが、ちょっとひと手間を加えることで食パンの美味しさを長ーく保つことができるのですよ。
少し面倒かもしれませんが、すぐに小分けしてアルミホイルに包んで冷凍するのがおすすめです。
食パンの正しい冷凍の仕方はアルミホイルを使おう!
食パンの正しい冷凍保存の仕方は、アルミホイルを使うと簡単に美味しさを保つ保存ができるんです。
食パンにカビを生やして無駄にしてしまった事がある人や、たくさん保存しておきたい人におすすめの食パンの冷凍保存の方法をご紹介します。
食パンの正しい冷凍保存の仕方
- 食パンを食べやすい大きさに切る。
- 1枚ずつ空気に触れないようにピッタリとアルミホイルで包む。
- 一度に使う分ずつフリージングバッグに入れて、空気を抜く。
- 金属トレーの上に乗せて、できるだけ低温で保存する。(金属トレーがない場合はアルミホイルで代用可能。)
食パンを冷凍する仕方のポイントは、小分けして素早く冷凍すること。
大きさがバラバラだと均一に熱が入らず冷凍に時間がかかってしまいます。
切れている状態で買ったパンも袋のまま冷凍しないで、小分けしてアルミホイルに包んでください。
袋のまま冷凍すると空気が入ったままで乾燥の原因となります。
食パンの表面積が大きいほど冷凍速度が速く、解凍時にも食べやすくなりますよ。
なぜアルミホイル?と思うかもしれませんが、アルミホイルは熱伝導率が良いので低温で素早く冷凍することができるのです。
また、冷凍保存のもうひとつの問題が冷凍焼け。
食パンを空気に触れないようにすると冷凍焼けを防ぐことができます。
フリージングバッグに入れる食パンは一度に使う分だけにすると空気に触れにくくなりますよ。
ただし、空気を抜きすぎると食パンのふわふわした食感が損なわれるので注意です。
そして、冷凍庫の温度を一定に保つために、冷凍庫の開け閉めが少ない場所に入れます。
無駄に冷凍庫を開け閉めしないようにするのも食パンを日持ちを長持ちさせる秘訣なんです。
できることなら、冷凍庫の奥の方にしまっておくと◎です。
我が家でも実践!こんな感じで冷凍しています。

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冷凍食パンを美味しく食べられる解凍方法
冷凍した食パンは凍ったままでそのままトーストすることができます。
冷凍した食パンをトーストした時に、食パン表面の水分が適度に蒸発してカリカリとした食感になるのが美味しいんですよね!
しっとりとした食感がお好みの場合は、霧吹きや水分を含ませたキッチンペーパーで表面に少し水分を含ませるとトーストしてもしっとりします。
また、8~6枚切り程度の厚さなら、焼き時間はいつもと同じ時間でOKです。
冷凍庫から出してすぐトーストすると、食パンの中に残った水分を逃さず焼くことができるのでふんわり食感になります。
厚切りトーストの場合は、そのまま焼くと中が冷たい時があるので、前日から冷蔵庫で解凍しておくか、
ラップに包んだ食パンを600Wの電子レンジに20~30秒かけてからトーストするといいですよ。
ちなみに、冷凍食パンは焼かずに食べることもできます。その場合は自然解凍をしましょう。
冷凍食パンは2~3時間で自然解凍できますので前日の夜に冷蔵庫に入れておくと朝起きてすぐに使えますね。
食パンを冷凍保存して美味しさ長持ち!ーまとめー
食パンは常温保存だと日持ちもしないし、風味も損なわれてしまいます。
ですが、食パンを買ったその日のうちに冷凍保存すれば、2週間~1か月は美味しく食べることができるんです。
食パンを冷凍保存する時のポイントは4つ。
- 食パンを食べやすい大きさに切る
- 1枚ずつアルミホイルに包む
- 空気にできるだけ触れさせない
- 素早く冷凍する
ちょっとひと手間で美味しく長持ちさせることができるので、是非お試しくださいね。
また、朝食の時短テクニックとして、食パンにピザソースと具材を乗せて焼かずにアルミホイルに包んで冷凍しておきます。
朝そのままトーストすれば、ピザトーストの出来上がり!
約1か月間保存可能なので、たくさん作って冷凍しておくと朝食に使えて便利です。
冷凍食パンをそのままトーストしてもよし、自然解凍後にトーストしてもいいし、
焼かずに自然解凍だけでも食べられるのでいろんなアレンジもききますよね。
食パンの冷凍保存の仕方を知って、美味しく長持ちさせていろんな食べ方を試してみましょうー。
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