バナナは年中スーパーなどで売られていて、値段もお手頃だし馴染み深いくだものですが、最近バナナの値段が高いですよね。
バナナの値段が高い理由は、バナナが品薄であるということ。
バナナって美味しいし、朝食に食べるのに最適で子供も大好きなので、そのうち、バナナが販売されなかったら、それもイヤですねー。
この記事では、バナナが高い理由や日本で栽培されているバナナの産地について、バナナの輸入先や過去にあったバナナの品薄状態についてご紹介します。
バナナの値段が高い理由!2020年は品薄で価格が高騰!
バナナの値段が高い理由は、バナナの供給量が少ない為に品薄になっているということです。
では、なぜバナナが品薄になっているか?ということですが、
新型コロナウイルスの影響でバナナの主な輸入先であるフィリピンで外出禁止令が発令されたことでバナナの出荷作業に遅れが出ているため、と報じられています。
バナナは国産のものが少ないだけに輸入に頼らなければいけないので、飛行機や船での輸送も減便の為日本に入ってくるバナナの数がかなり減っているということですね。
現地では出荷するバナナは目の前にあるのに、出荷できずに捨てているそうです・・・もったいない。
日本でも学校給食がストップしたことによって、牛乳や野菜などが廃棄しなければいけないほど余っているというニュースがありましたよね。
国産のものは、販売方法などで多少は何とかできる場合がありますが、バナナも破棄せずに済む方法があればいいんですけどねー。
バナナは日本でも栽培しているその産地は?
バナナって熱帯でないと栽培できないと思っていましたが日本でも栽培されていることが一時話題になりました。
バナナ栽培がされている日本で有名な産地は岡山の「もんげーバナナ」、鹿児島の「ともいきバナナ」がテレビでも紹介されていました。
国産バナナのすごいところは、皮まで食べられるという点ですよね!
見るからに皮が薄くて、とても甘そうで美味しいに違いないですねー。
もんげーバナナやともいきバナナの皮まで食べられる理由は、農薬を使っていない、凍結解凍覚醒法という特殊な方法で栽培しているから。
ここまで聞くと、予想がつくと思うんですが、国産バナナの値段が高いんですよね~。
1本1,000円とか!想像を超える高さ・・・。
今品薄であるフィリピンのバナナの値段とはくらべものにならないくらい高いんですけど、美味しいのは間違いないですね!!
毎日遣いにはちょっと難しいですけど、たまの贅沢に一度試してみてもいいのではないでしょうか。
ちなみに、ともいきバナナはHPで通販可、もんげーバナナは通販がなく、岡山県の天満屋本店で数量限定で販売されていますので、チェックしてみてください。
また、岡山や鹿児島以外でもバナナは日本国内の産地がありますよー。
山口、高知、宮崎など、、、あと、沖縄ではもともと島バナナという小さなバナナが栽培されています。
楽天市場では国産バナナでしらべるといろいろ出てきますので、参考にどうぞー。
バナナの輸入先はどこの国?
バナナの輸入先といえばフィリピンが一番有名ですよね。
日本のバナナは99.9%が輸入に頼っていて、その中でもフィリピンからの輸入は約80%を締めています。
2019年にフィリピンから日本へ輸出されたバナナは400万トン!もあって、2020年は240万トンと約40%も減少する見込みだそうです。
それでも、現代の日本人は昔に比べてバナナの消費量が減って輸入量も減っているので、フィリピンでは破棄するバナナがあるそうで・・・。
さらに、新コロナウイルスの影響で輸出できない状態が続いて、バナナは捨てられるだけ。
ほんとに残念な話ですね。
では、フィリピン以外にバナナの輸入先があるのでは?と気になります。
フィリピン以外のバナナの輸入先としてエクアドル、コスタリカ、台湾、ペルーなどがありますが、
日本からの注文に見合うほどの量がないということで、フィリピンに頼らざるをえないわけですね。
バナナの品薄は2018年にも経験あり!
バナナの品薄状態は過去にも何度かあり最新では2018年にもありました。
新パナマ病というある一定の品種のバナナがかかる病気が東南アジアから世界各国へ流行して、バナナが品薄になるということがありました。
もともと、パナマ病でバナナが絶滅の危機になり、パナマ病にかからない新しい品種「キャベンディッシュ」を作ったのに、
それが新パナマ病という新しい病気にかかるという・・・。
これでまた、バナナが絶滅の危機に陥ったのですが、今はなんとか持ちこたえているようですね。
また、もっと昔には2008年にはバナナダイエットがテレビで取りあげられて、バナナが大流行。
おかげでバナナが品薄になったということもありました。
バナナは常に困難と戦いながら、生きながらえているって感じがします!
バナナはみんなに人気の果物!国産バナナの今後に期待! -まとめ-
バナナは子供から大人まで愛されていて、値段的にもお手軽に買える生のくだもので栄養価も高いのでほんとに重宝します。
そんなバナナの値段が高い理由は、新コロナウイルスの影響でフィリピンバナナの出荷作業が困難になっているために品薄だから。
ちなみに、同じ理由でマンゴーやアメリカンチェリー、アボガドなども品薄で値段が高くなっています。
輸入バナナが品薄ならは、国産バナナはどうなの?というと、バナナは日本国内でもたくさん産地はありますが、無農薬で作られているものが多いので、
値段がかなり高くて、生産量もごくわすか、ということで美味しいのは間違いないですが、普段遣いには難しいですね。
今後もっと需要が増えて生産量が増えるといいんですけど、新たな栽培方法など開発されるといいですねぇ!
また、バナナは熟してくると皮の表面に茶色の斑点「シュガースポット」が現れます。
シュガースポットは一番美味しい状態ではあるけど、見た目が悪いのでスーパーでは廃棄処分されています。
この廃棄処分がなければ、バナナの値段も少しは変わるかも?
◆バナナの冷凍保存期間はどれくらい?変色しない方法など・・・こちらの記事もご覧ください!

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